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インタビュー

interview

vol.1

教育資金について聞いてみた編

2025.3.14

ノーブルホームの子育て応援『Noble Fum』のスペシャルインタビュー。
Vol.1は茨城県民のメインバンクの一つ、常陽銀行様に気になる『子育てとお金』にまつわることを聞いてまいりました。

照沼

やはり子供の将来の「教育費」が気になります。駆け込みでジュニアNISAもやっていますが・・・。 教育費を賢く貯めるにはどうしたらよいでしょうか?

佐藤様

そうですよね!一般的には、幼稚園から大学生まで約500万円から約2000万円かかると言われています。公立か私立かで差が大きく、お子様が小さいうちに、必要資金を認識しておくと将来の選択肢も拡がります。教育費は、ライフプランの軸になる人生の三大資金「住宅、教育、老後」の一つです。それぞれ、計画を立てて準備していく必要がある大きな金額です。いつどんなお金が必要になるか、ご家族の実現したい夢を描いてみるといいと思います。そのうえで、計画を立てて準備していきましょう。大きな金額も長い時間をかけることで、小さな金額で準備を始めることができます。早めにためていくことも必要ですが、何かとお金がかかる時期なので、不足する分は教育ローンを利用するなどの方法もあります。
また、ためると言っても、家族構成やそれぞれの生活設計によって様々なパターンが考えられるので正解は一つではないと思います。
ただ、共通していえることは、早めに準備を始めるということだと思います。

照沼

早めの準備ですね!子供の未来を応援したいと思っているので家族で改めて話し合ってみたいと思います!

佐藤様

貯めるコツは先取り貯蓄です。「お金に余裕ができたとき」に貯めるのは難しく、「先に差し引くことがポイント」です。無理のない範囲で「給与天引き」「口座引き落とし」などを活用して、「お金を貯める・増やす仕組み化」が重要です。

鈴木

子ども手当についても、どうしたらいいかな?と悩んでいます。

佐藤様

子ども手当についても、いろいろな考え方があります。 せっかくなので、子どもに必要なものを購入したり、一緒に思い出を作ったりするのもいいかなと思っています。子ども手当は、ご家庭の収入と支出を考えるうえで、他の使い道を考えることなくお子様のために安心して使えるお金です。必要なもの、ほしいものの優先順位を考え、親がリードしながら、お子様にも何かやりたいことや習い事は?など希望を聞いてみてはいかがでしょうか。お子様の将来の夢につながる使い道に充てられたらいいですね。

鈴木

習い事も確かにそうですよね! お金のことですけど「どんなことをやりたい?」と子供と話すことは良いコミュニケーションにもなりますね!
行員の方は、学資保険などやっているのですか?それとも全て投資信託などで運用しているのですか?

佐藤様

銀行員といっても、普通の会社員ですので皆さんと大きく変わることはないと思います。
そういった意味では、学資保険を契約している人、投資信託を活用している人など様々だと思います。ただし、全てを運用というよりは、安定的な定期預金での積立や学資保険を活用している方も多いと思います。「卵は一つのカゴに盛るな」ということわざをご存じですか?一つのカゴにすべての卵を盛っていたら、カゴを落とせばすべての卵が割れてしまいます。いくつかのカゴに分けて持っていれば、一つを落としてしまっても残りは大丈夫です。そのように、投資を行うときも、分散することが大事です。大事な使い道のお金だからこそ、いくつかの方法を組み合わせて準備していきたいですね。預金、保険、投資信託など、それぞれメリット・デメリットがありますので、よく理解してご家庭の事情に合わせて組み合わせましょう。         

照沼

教育ローンを利用することもあるのですか?

佐藤様

それぞれの家庭により状況は変わりますので、一概には言えませんが、毎月の生活費だけでなく車や自宅など色々なことにお金がかかってきますので、教育ローンを利用している行員も多いと思います。

教育ローンなど、目的の決まっているローンは比較的低い金利で借りることもできます。借入が怖いという意識ではなく、上手に利用することも一つの方法だと思います。
気をつけたいのは、浪費やギャンブル、借金を返済するための借金など、その場しのぎで不必要な借入れです。一方、借りたお金を使って購入したものや体験したことが後々その人の「財産」となるような前向きな場合、ローンによる借入は生活設計を支える手段ともなります。
例えば、三大資金の「住宅」はローンを活用する方も多いですね。ライフプランに合わせて住宅を構えることができるわけです。ご家庭の収入・支出のバランスを考えて無理のない返済計画を立てることによって、ご家庭がどんな暮らしをしていきたいかという夢を叶えることができます。

照沼

ちなみに佐藤様の思う、子育て世代におススメファンドはありますか?

佐藤様

運用する場合は、ライフプランや収支状況、今後どのようにしていきたいかなど様々なことを考える必要がありますので、一概におススメファンドをお答えすることは難しいですね。
資産形成の一歩としては、皆さんご存知の「NISA制度」を活用した「積立投資信託」などを始めてみるのも一つです。「NISA制度」は国が皆さんの資産形成を後押ししてくれる制度です。ぜひ上手に活用しましょう。具体的なファンド選びに迷う際は、常陽銀行に相談してみてください。

今回のゲストは・・・

常陽銀行下市支店
営業課 支店長代理 佐藤圭佑様

常陽銀行下市支店
〒310-0815 茨城県水戸市本町1丁目4−29
電 話:029-221-7107
URL:https://www.joyobank.co.jp/

インタビュアー

照沼さおり

小学2年の女の子と4歳の男の子の2児のママです。1人目の育休後に時短社員となり、2人目の育休後は時差出勤制度を活用して業務と家事育児のバランスをとっています。

column

鈴木いつか

高校1年生(県外)、中学3年生の野球男子の母です。「子育て」というよりも「ひとりだち」するためのサポートが自分の役目と思い、徐々に手を離しながらの親子生活。 大人も子供も「一度きりの人生なので、自分で責任をもって判断」がモットーです。